地域限定の人気フリーペーパー「美少女図鑑」、名古屋版創刊へ

「名古屋美少女図鑑」の撮影風景。名古屋の街を背景にシャッターがきられる

「名古屋美少女図鑑」の撮影風景。名古屋の街を背景にシャッターがきられる

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 4月24日に創刊予定のフリーペーパー「名古屋美少女図鑑」のモデル撮影が1月31日、ヘアサロン専用の総合美容商社「GAMO(ガモウ)」(名古屋市中区丸の内1)内のスタジオで開催された。

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 「地方都市に美少女を増やそう」というコンセプトのもと2002年に新潟で発刊された同誌は、16歳~24歳の「その街に住む普通の女の子」のファッション性の高い写真で構成。年2回発行される同誌は、地域の見覚えのあるロケーションで撮影されているため、より「身近に感じられるファッション誌」として口コミで人気が広がり、発行と同時に品切れになることも多いという。

 2005年には「沖縄美少女図鑑」を立ち上げ、2008年からはライセンス契約で大阪、宮崎で創刊。2009年に群馬と名古屋で創刊。広島、栃木、長岡、鹿児島、愛媛、神戸、横浜、札幌、仙台などでも水面下で準備が進められており、全国各エリアでの発行に向けて動きを加速させている。

 美少女図鑑の仕掛け役となったテクスファーム(新潟市中央区)が、「地域に根ざした情報発信をするため」各県で発行元となるライセンス加盟パートナー企業を募集。名古屋は、以前東海エリアで出版していた男性誌「BLUZON(ブルゾン)」編集長を務めていた淺井モトヒロさんが運営する会社「創陣舍」が発行元となり、淺井さんが編集長を務める。淺井さんは「雑誌の編集経験を生かし、ある程度の枠組みをこの名古屋で作る予定。しっかりとした枠組みさえできれば、どの地域に行っても展開が簡単にできる。海外での展開も視野に入っている」と意気込む。

 当日はウェブでの公開を随時進めていく「モデルリスト」用の撮影を行なった。毎日数件のモデルへの応募があるという。

 名古屋ではガモウが協力する。ヘアサロンの作品発表の場としても人気が高い美少女図鑑。名古屋美少女図鑑では、ガモウのつながりを生かし、名古屋のトップヘアサロンが出稿を申し出ているという。「地域の特製を生かしながら、すべての方向で他の地域よりもクオリティーの高いものが発表できるのでは」と淺井さん。

 6月1日には、栄のクラブ「オゾン」で創刊記念イベントを予定する。

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