NHK名古屋制作「ドラマ10」概要発表 波瑠さん、斉藤由貴さんら会見

(左から)柳楽優弥さん、波瑠さん、斉藤由貴さん、寺脇康文さん

(左から)柳楽優弥さん、波瑠さん、斉藤由貴さん、寺脇康文さん

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 「NHK名古屋放送局」制作の連続ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」が来年1月13日から、NHK総合テレビで全国放送される。放送に先立ち11月14日、出演の波瑠さん、斉藤由貴さん、柳楽優弥さん、寺脇康文さんが同局スタジオで会見を開いた。

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 毎週金曜に「ドラマ10」として放送される同作。今年1月から2月に放送された「愛おしくて」に続く名古屋制作ドラマ第3弾となる。父が心配するくらい仲の良かった母と娘が、一人の男性が現れたことにより、関係が変化していくサスペンスフルなドラマ。主人公の早瀬美月を波瑠さん、母・顕子を斉藤さん、父・浩司を寺脇さん、早瀬家と親しくなる男性・松島を柳楽さんが演じる。9月18日にクランクインし、名古屋市内ほか、岐阜県、三重県でロケを行っている。

 高校教師の美月(波瑠さん)は、受験や就職活動などでサポートし続けてくれた完璧な母・顕子(斉藤さん)を、親友や恋人のように全面的に信頼している。仕事一筋の父・浩司は密着しすぎる母娘の関係を心配しながらも、踏み込むことができないでいた。ある日、新築中の早瀬家を担当する住宅メーカーの社員・松島が訪れる。松島との出会いは、美月と顕子の関係を全く違うものに変えていく。

 出演者4人は撮影が行われている早瀬家のリビングのセットに登場し、それぞれの演じる役について語った。波瑠さんは「美月は職場や家庭内の出来事、松島という男性との出会いなどを通して成長していくが、その過程がとてもリアルで、もどかしいものになっている。変わりたいけれど、思うようにいかない美月の心情を、見た人ももどかしく感じるくらいに演じていけたら」と意気込んだ。斉藤さんは「演じることに真正面から向き合わなければならない作品であり、役柄だと感じている。いろいろな喜怒哀楽と狂気と、ある意味での過剰さを楽しみながら最後まで演じたい」と話した。

 激しく関係が変化していく母娘と関わりながら、自らも新しい自分を見付けていく男性2人。柳楽さんは「最近は個性の強い役柄が多かったが、松島は普通の男性で、だからこそ難しい面がある。複雑な三角関係をしっかりと演じたい」と話した。寺脇さんは「普段はあまり役を引きずるタイプではないのに、今回は役を離れた時にどきんとする瞬間があるほど。早く最後まで演じきって、仕上がりを見たいという気持ち」と語った。

 放送時間は22時~22時48分。

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