デザインスタジオの二人のデザイナーがアート展「デザインのバカ」

矢野まさつぐさんの作品「誰でもデザインのバカ」

矢野まさつぐさんの作品「誰でもデザインのバカ」

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 名古屋にあるデザインスタジオ「OPENENDS(オープンエンズ)」のアートディレクター矢野まさつぐさんとグラフェックデザイナー白澤真生さんによるグラフィックアート展「第1回デザインのバカ展-三度の飯よりデザインが好き-」がセントラルアートギャラリー(名古屋市東区泉1、TEL 052-951-8998)で開催されている。

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 「デザインのバカ」とは、「デザインが好きすぎて、デザインに恋して、デザインを愛してやまない。そんな人や想いのことを呼んだもの」(オープンエンズ)だという。

 同展は、デザインのことが大好きな二人が、共通のテーマは決めずにそれぞれ自由に制作したグラフィック作品を展示するもの。「毎日デザインのことを考え、二人でデザインについてよく話すので、仕事に当てはまらないたくさんのアイデアが出てくる。今回は、そんな自分の中に溜まったクリエーティブな欲求を作品としてはき出した」(白澤さん)。

 二人ともすべての作品が偶然タイポグラフィになったという同展。矢野さんの作品は、日常の風景の中からアルファベットを見つけ出してグラフィックにした作品や、アルファベットの中から動物を見つけるという作品のほか、「デザインのバカ」と書かれた札のついた額に入ると、だれでも「デザインのバカ」になれる参加型の作品もあり、携帯電話で撮影した写真などを随時ウェブにアップしていき会場とウェブを「つなげていく」という。白澤さんは、人のシワや水面の写真を組み合わせて文字にした作品や羽をモチーフにした作品などを展示。そのほか、アート展名の「BAKA(バカ)」の文字のうち、「BA」を矢野さん「KA」を白澤さんが担当した作品もある。

 ギャラリー営業時間は11時~19時(最終日は17時まで)。7月8日まで。今後も継続的に開催を予定しており、第2回はゲストを招きコラボレーション作品を展示する。

第1回デザインのバカ展

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