ココイチ矢場町店限定「ココ矢バーガー」、人気沸騰で販売期間延長へ

ココイチ矢場町店のみで販売している「ココ矢バーガー」

ココイチ矢場町店のみで販売している「ココ矢バーガー」

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 「カレーハウスCoCo壱番屋」中区矢場町店(名古屋市中区大須4、TEL 052-263-1752)で1月5日から販売されているハンバーガー「ココ矢バーガー」(350円)が人気を集めている。

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 同バーガーは、矢場町店オーナーの新美貴敏さんが従業員用の「賄い」として開発したもの。「トンテキハンバーグ」のタレに付けたトッピング用のハンバーグとレタス、マヨネーズを、ほどよく焼いた「焼きカレーパン」を半分に切ったものに挟み提供している。週末には1日50個限定で販売している同品目当てに行列ができるほどの人気に。「50個ではあまりにも買うことができないお客さまが多すぎる」と、先週金曜からは1日100個まで販売数を広げたが、「土曜日は約50分で完売した」という。

 同社は昨年から店舗ごとの個性を出すために個別の販促活動を行う「ストアレベルマーケティング」を採用。これにより「店舗ごとのオリジナルメニューを提供することが可能になった」と新美さん。「実は『ココ矢バーガー』は、昨年8月24日から2カ月間販売した」と話す新美さんは「その時は1日平均10個ほどの販売だった。それでもオリジナルメニューとしてはまずまずの売れた方だった」と振り返る。

 2回目の販売を行うことになったのは、雑誌「東海ウォーカー」から復活の要望があったため。同誌の発売日とハンバーガーの発売日を合わせて販売を開始したところ、話題が話題を呼び、先週金曜にはミクシィのアクセスランキングが2位になるほどの注目を集めた。「それを機に人気が大爆発した」とうれしい悲鳴をあげる新美さん。

 販売個数を限定することについて、新美さんは「50個から100個に増やしただけでも、冷蔵庫を1つ本部から新たに調達したほど。ストックの確保といった物理的な面でも、お客さまを待たせないようにするためにも100個が限界。大量生産になって味が落ちるくらいなら、少量でおいしいものを提供したい」と話す。

 「中区矢場町店が隣接する大須エリアは食べ歩きの街であり、食のブームが生まれる街。ここで販売するなら手軽に食べられるハンバーガーなのでは」と考えた新美さんの考えが的中するかたちになった「ココ矢バーガー」。新美さんの頭の中にはまだまだいくつかのメニュー案があるという。「現在、平日ならお昼過ぎまで購入していただける余裕がある。これからメディア露出がもっと増えていくので、1月中が狙い目かも」とも。

 同品は当初、1月末までの販売を予定していたが、好評につき2月末までの期間延長が決まった。営業時間は11時~24時。

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