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徳川家康と日本舞踏家・西川千雅さんが「芸どころ」談議―名古屋テレビ塔で

前回の「将軍談義」の様子

前回の「将軍談義」の様子

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)の3階で11月28日、名古屋おもてなし武将隊の徳川家康と日本舞踊西川流四世家元の西川千雅さんによる対談イベント「将軍談義」が開催される。

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 今年9月から始まった同イベントは、「尾張名古屋の歴史と街をつくった」といわれる徳川家康が側近たちの意見をよく聞き、軍略や政策に生かしていたという話を基に、現在の名古屋の第一線で活躍する人と対談し、名古屋の発展につなげていくことを目的としている。

 家康の対談相手となる西川千雅さんは、今年9月『名古屋をどり』の千秋楽を機に西川流家元を襲名した。日本舞踊家として活動するだけでなく、『にっぽんど真ん中祭り』のチームプロデュースや『あいち戦国姫隊』など各地域の武将隊のプロデュースを手掛けるほか、現在開催中の『やっとかめ文化祭』のディレクターを務めるなど、幅広く芸能の分野で活躍している。

 2回目となる今回のテーマは「ホントに名古屋は“芸処”なの?」。徳川家康が西川さんと共に、現在ではあまり耳にすることのなくなった「芸どころ名古屋」という言葉の由来から、名古屋の芸能の過去・現在・未来について、伝統芸能から地元アイドルまでを幅広く語るという。

 主催の同武将隊事務局の担当者は、「ちまたでよくあるトークイベントとは異なり、各界のスペシャリストが名古屋の未来について公約を掲げるところがこの対談の肝」と紹介。「実際に、前回の対談ではラジオDJのクリス・グレンさんに『東京オリンピックが行われる2020年までに、名古屋をサムライシティーとしてPRする』と約束していただいた時が一番盛り上がった。今後はネットで各対談者の公約やトーク内容、それに対する行動の進展が見られるようにし、イベント参加者だけでなく、みんなが参加し応援できる体制を整えていきたい」と意気込む。

 開催時間は19時~21時。参加費は1,500円。定員は60人で、事前の申し込みが必要。申し込み締め切りは今月19日。当日は、西川千雅さんが推薦する名古屋のおみやが抽選で当たる企画も用意する。

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