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大須に古着店とセレクトショップが合体した新業態店
(2008年02月07日)
大須の古着ショップ「CRACKER(クラッカー)」と上前津のセレクトショップ「store in story(ストア イン ストーリー)」が統合した店舗、「store in history(ストア イン ヒストリー)」(名古屋市中区大須3、TEL 052-243-6956)が2月1日、「CRACKER」跡地にオープンした。
古い民家をイメージしたという同店の内装はすべて手作りによるもので、アンティーク家具などがセンス良く配置された店内は、温かみのある印象になっている。店内には「CRACKER」時代から続く古着類と、「store in story」から引き継いだ新品の洋服が整然と並べられている。
約10年間、大須でCRACKERを運営してきた原さんは、今回のオープンについて、「もともとstore in storyを運営していた西岡さんとは友人で、洋服に対しての目指すところが同じことから、ファッションショーを共同で開催したりしていた。だいぶ前から一緒に店をやりたいという思いがあり、今回の流れはとても自然なことだった」と振り返る。
店内の古着類は8割がメンズウエアで占めているが、1930年代や40年代などのしっかりと吟味されたアンティークのレディスウエアも並ぶ。その脇では、名古屋を中心に活動しているデザイナーによるブランド「ohta(オータ)」も展開。同ブランドはメンズとレディスの両方を展開しており、シーズンによってデザインの印象ががらりと変わるのが特徴。「手間と時間がとてもかかっているブランド」と原さんが話すように、デザイナーのこだわりがうかがえるデザイン。これから秋にかけて徐々に取り扱いブランドを増やし、最終的には約9ブランドを取りそろえる予定。レディスの展開も「ゆっくりわかる範囲で」(原さん)増やしていくという。
同店の主な客層は20代が中心だが、今後は「ショップと一緒に客層の年齢層も上がっていければいい。30代~40代など幅広い層の方たちにも広げて行きたい」と話す。
同店について、原さんは「10年間古着店を運営してきた中で、古い物も好きだが、新しいものも好きな自分に矛盾を感じていた。しかし今はそれでいいと思える。この店を通して新しい解釈、価値観を提案していきたい」と話す。「新しいものは使うことで、形が変わり、色が変わり、やがて愛着がわいてくる。古い物は古人の愛着を感じ、時として新しい輝きをもつ。もう一度この店を通して改めて『大切なもの』について見直してみることができれば」とも。
8月には「ohta」のデザイナーとショップのスタッフによる新聞「ストアー新聞」も発行する予定。店内の音楽担当者や店長、オーナー、デザイナーたちが、物や洋服に対する思いをつづり、来店客とのコミュニケーションツールとして発展させていく予定だという。
大須という街について、原さんは「10年間見続けてきて感じることは、いい意味でコンピューターやフィギュアなど「もの」に固執する人が多いということ。精神的に近代化しきれていないオタク的で魅力的なこの街に、store in historyのコンセプトはぴたりとはまる」と話す。
営業時間は12時~21時。
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