大須にアニソンに特化したカラオケカフェ「アニソンスクエアガーデン」

「アニソンスクエアガーデン」のスタッフのみなさん。左=アニメ「ローゼンメイデン」の水銀橙のコスプレをした姫さん、右=アニメ「けいおん!!」の平沢唯のコスプレをしたくぅさん

「アニソンスクエアガーデン」のスタッフのみなさん。左=アニメ「ローゼンメイデン」の水銀橙のコスプレをした姫さん、右=アニメ「けいおん!!」の平沢唯のコスプレをしたくぅさん

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 大須・赤門通沿いのビル8階に4月27日、アニメソングに特化したカラオケカフェ「アニソンスクエアガーデン」(名古屋市中区大須3、TEL 052-265-7668)がオープンした。

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 店舗面積は約15坪で、席数はソファ席25席。「大人が楽しめるように」と考え落ち着いた雰囲気で仕上げた店内には、壁面ごとに大型モニターを設置するほか、各テーブルに2台ずつPCを置き、同店のシステムやメニュー、曲目リストを確認することができる。歌える曲はアニメソングのほか、特撮、ボーカロイドなどさまざま。

 店内にはさまざまなコスプレをしたスタッフも常駐し、「コスプレのお客さまも歓迎」(同店オーナー後藤富彦さん)。「店内のみでコスプレを楽しみたいという方のために、(着替え場所となる)トイレを約100万円かけて改装した」という。トイレの個室内には、着替えの際に床に敷くマットや籠、姿見も備える。

 同店オープンの経緯について、後藤さんは「もともとネットのカラオケサークルに入っていて、10年前にオフ会で知り合った気の合う仲間たちと『何か一緒に仕事をしたい』と話していた」と振り返る。「名古屋にできたアニソンバーに通ううちに、こうしたことなら自分たちも楽しんでやれるのでは」とアニソンカフェのオープンを決意したという。

 店名はニコニコ生放送などを使い、全国から募集。約4,000通の応募の中から「世界に通用しそうな名前」として選んだ。スタッフも70人近くの応募があったといい、「アニソンやコスプレを好きな方が関心を持っていただけているようでうれしい」と後藤さんは話す。

 主なターゲットは20~40代の男女だが、「実際には60代の方の利用もあり、幅広い年齢層に楽しんでもらえている」という。女性客同士の利用も多いほか、1人での利用者も目立つ。「ただのカラオケ喫茶だと、若い人にはハードルが高くなってしまうかもしれないが、アニソンなどに特化していることで誰でも気軽に来られるようになっている。スタッフと話したりお客さん同士のコミュニケーションがとりやすい場づくりを心がけている」という。

 現在は、オープン特価としての利用料金を設定しているが、6月11日から、フリータイムの料金は、昼=2,000円、夜=3,000円。1時間の料金は昼夜共に1,000円で、フリーソフトドリンク(1,000円追加)も用意する。主なメニューはカレーライス、スパゲティ、ピラフ、アイスクリーム、蜜豆、エビス生ビール、ご当地ソフトドリンク(以上500円)など。

 営業時間は10時~16時30分、17時~23時。

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