大日本印章、ラシックで「世界の印章七千年展」-マンモスの牙も展示

「世界の印章七千年展」

「世界の印章七千年展」

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 印鑑の製造・販売を行う大日本印章(名古屋市中区松原3)は7月18日より、ラシック(栄3)1階イベントスペース「ラシックパサージュ」で「世界の印章七千年展」を開催している。

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 同展ではメソポタミア、エジプト、インダス、中国、日本の印章など歴史資料116点の展示と、パネルで印章の歴史を紹介。印章は、紙に印章を押したあと「印影」と説明文が添えられており、歴史を追って鑑賞できる。

 主な展示品は、日本で初めて展示される印章の歴史上貴重な中国・故宮博物院監修による「清朝・乾隆帝(けんりゅてい)二十五宝璽(ほうじ)」複製のほか、高さ15.6センチ・一辺の長さ19センチの大きな印章や、紀元前2,700年頃の粘土板にころがして印を押す円筒印章、純金製の印章など。

 同社の村松俊三社長は「(こうしたイベントを)ずっと開催したいと思っていた。印章の歴史や文化を知っていただき、大切さ、重みに気付いてほしい。今回の展示で子どもたちや若い人に対し、印章はこれだけ古い歴史があり、文化があるということを伝えていきたい」と話す。

 会場では、愛・地球博にも出品し人気を集めた印章の素材として同社が所有するマンモスの牙5本も展示し、そのうち1本は直接触れることができる。

 営業時間は11時~21時。入場無料。今月24日まで。

マンモスの牙(関連画像)ラシック大日本印章

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