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長者町のアートスタジオが展示企画を募集-アーティストの発掘、支援で

「第1回AMR Competition」の会場となる長者町トランジットビル

「第1回AMR Competition」の会場となる長者町トランジットビル

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 中区錦の長者町トランジットビル(中区錦2)で4月15日~26日、アートの展示企画「第1回AMR Competition」が開かれる。現在、主催のAMRが企画への参加者を募集している。

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 展示会場となるのは同ビル地下ギャラリーと4階のアトリエ「studioAMR」。「AMR」は「Art Media Room(アート・メディア・ルーム)」の頭文字を取ったもので、アーティストの浅井雅弘さん、前川宗睦さん、河村るみさんが2012年に同ビルのリノベーションとともに共同アトリエとして開いた。同所では制作にとどまらず、発表の場として定期的にオープンアトリエや展示などを展開。昨年開催された「あいちトリエンナーレ2013」では、長者町の丹羽幸株式会社ミクス館で企画展示「search for(サーチ・フォー)」を発表するなど、精力的な創作活動を行っている。

 今回の企画はアーティストの発掘、活動支援を目的としたコンペティション。地下ギャラリーと4階スタジオの2カ所を同時展開で構成する斬新な展示プランを募集する。審査員はAMRの3人と画家の設楽陸さん。「アーティスト自身によるアーティストのためのコンペティション。まだ見ぬ素晴らしいアーティスト、キュレーターとの出会いと、アートの可能性との出合いを期待するコンペティション。4人とも評論家やキュレーターではないが、それぞれがアーティストとして責任を持って企画を評価し、選出する。2つのスペースを効率的に活用し、場とアートの可能性を斬新に表現してもらいたい」と多くの応募を呼び掛けている。

 応募期間は2月28日まで。一次審査で最終審査作品を選定後、フェイスブックでの投票や公開審査会を行い、3月14日に展示作品を決定する。応募概要、会場見学などの詳細はホームページで確認できる。

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