大須に2千種類を扱う腕時計専門店―アウトレットコーナーで値引き交渉も

青色の「ミニクーパー」のディスプレーが目を引く「時計倉庫TOKIA」店内

青色の「ミニクーパー」のディスプレーが目を引く「時計倉庫TOKIA」店内

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 腕時計の輸入・卸を手がけるエスピービー(名古屋市中区大須4)は3月27日、腕時計の専門店「時計倉庫TOKIA」(名古屋市中区大須2、TEL 052-253-5270)をオープンした。

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 店舗面積は約30坪。「大須という若者の街で、ダイレクトに販売していこうと店を開いた」と同社店舗事業部の中川さん。

 商品は、ブランド系、スポーツ系、ミリタリー系、キラキラ装飾系などのカジュアルウオッチで、常時約2千種類を扱う。「どの方向にも特化しないで、すべてのラインのカジュアルウオッチを扱っていく」(中川さん)。商品の内訳は、メンズ=7割、レディス=3割。価格帯は、2,000円~2万円=5割、2万円~5万円=3割、5万円以上=2割で、10万円以上の商品は数アイテム。

 海外ブランドや国内ブランドが並ぶ中、着物の生地を盤面とバンド部分に使った同社オリジナルブランドの「刻KIZAMI」も販売。見た目の美しさと日本製をアピールする。「実際の生地を使用しているので、一つひとつ柄が違う一点ものになっている」(同)。価格は7,980円。

 また、箱のへこみや、少し傷がある商品を集めた「アウトレットコーナー」も開設。常時40~50点をそろえる。アウトレットコーナーに限り「値切り」も受け付ける。

 同店入り口付近には、青色の「ミニクーパー」をディスプレー。「おしゃれで目立つような店作りをしたかった。『店の中に車が置いてある腕時計屋』と言ってもらえるような、店のシンボルになるように車を置いた」と中川さん。また、店内の大きな柱には同社社長の腕をかたどったという腕のオブジェを設置。「アピールするにおいて何かマスコット的なものを作りたかった」(同)とも。

 オープンして数日、「集客も上々で、売れ行きも順調」と中川さん。今後は東京、大阪、海外への展開を想定しているという。

 営業時間は10時30分~19時30分。水曜定休(祝日の場合は営業)。

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