松坂屋にロードレーサーとクロスバイクの限定店-カミハギサイクルが出店

松坂屋名古屋店南館1階オルガン広場で展開している「インポートバイシクルフェア」のようす

松坂屋名古屋店南館1階オルガン広場で展開している「インポートバイシクルフェア」のようす

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 小牧に本店を置く自転車店「カミハギサイクル」は3月31日より、松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3、TEL 052-251-1111)南館1階オルガン広場でロードレーサーとクロスバイクに特化した期間限定ショップ「インポートバイシクルフェア」を展開している。

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 現在、名古屋パルコでも限定自転車店を展開している同社。社長の上萩泰司さんは「道1本隔てているだけの立地にもかかわらず客層がまったく違う。パルコは20代を中心とした男女であるのに対し、ここ(松坂屋)は30~40代の男性が中心」と話す。「客層に合わせて展示販売する自転車も違うものにし差別化を図っている」。

 店内にはデ・ローサ、コルナゴ、ピナレロ、キャノンデール、トレック、DMCなど6つのインポートブランドが並び、価格帯も10万円前後~100万円台といった比較的高めで、「趣味性の高いスポーティなもの」約50台をそろえている。自転車の製造工程の映像なども流し、ブランドごとの「背景」なども紹介している。

 「松坂屋での限定ショップは1週間と短いので、販売につなげるというよりは『こういうすごい自転車があるんだ。職人の手で真剣に作られているんだ』ということを感じてもらえれば」と上萩さん。「それぞれ違う優れた特徴があるブランドをそろえているので、実際に手にとってもうことで、自転車の雰囲気を感じてもらい楽しんでほしい。本格的な自転車を前にいろいろな話をすることでワクワクした気持ちになって、自転車への興味を持ってもらうことも大切な目的」とも。

 1972(昭和47)年創業のカミハギサイクル。2代目となる上萩さんは、自転車の魅力について、「年齢や性別関係なく、季節を楽しみながら壮快に風を感じられること」と話す。「自転車を楽しんでもらうには買っていただいた後のメンテナンスが不可欠。なるべく手厚いアフターサービスができるような器を作っていきたい」とも。

 限定店での主な商品は、トレック「2.3」(22万円)、キャノンデール「CAAD86」(13万9,000円)、コルナゴ「MASTER X-LIGHT」(28万3,500円)、BMC「SLR-01」(50万4,000円)、デ・ローザ「KING3 RS」(153万3,000円)など。

 4月4日には、自転車大好き芸人として知られる「安田大サーカス」団長の安田さんが来店し、14時から自転車についてのトークショーを予定する。営業時間は10時~20時。

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