NHK名古屋が「ワケメ」を調査するバラエティー番組 MC麒麟が会見

NHK名古屋で会見を行った麒麟の川島明さん(右)と田村裕さん

NHK名古屋で会見を行った麒麟の川島明さん(右)と田村裕さん

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 「NHK名古屋放送局」制作のテレビ番組「境界調査バラエティー ニッポンのワケメ」が5月1日、放送される。番組収録が行われた4月10日、MCを担当するお笑いコンビ麒麟(きりん)の川島明さんと田村裕さんが会見を行った。

大島麻衣さんらがゲスト出演

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 食べ物、言葉、習慣など、普段は意識しなくても、ふとした時に表れる「他者との違い」に着目した同番組。「違いの境界線=ワケメ」と「ワケメが生まれたワケ(理由)」を徹底調査し、MCとゲストが主張を戦わせながら、認め合っていく。

 番組では「クリームシチューをご飯にかける?かけない?」など、「グルメ」「生活習慣」「呼び方」から3つのテーマを設定し、ゲストの中尾彬さん、磯野貴理子さん、アンガールズ田中卓志さん、大島麻衣さんを交えて討論。田村さんがロケで調査した成果や全国でのアンケートを紹介しながら、川島さんがゲストたちのこだわりを引き出していく。

 収録を終えた川島さんは「名古屋という境界を決めるのにうってつけの場所からお届けする面白い企画。この人たちに任せれば間違いないというメンバーが集まり、気合の入ったこだわりを話してくれたので、楽しい空間になった」と手応えを語った。田村さんは「ロケをすると意外な事実が見えて興味深かった。いろいろなテーマで調べていけば、学会で発表できるような、日本人の生活に関する大きな発見ができるかも」と笑顔。

 名古屋では今年3月まで約7年の間、民放のレギュラー番組を持っていた2人。川島さんが「名古屋は何か不思議で、立ち位置の面白い街。2人とも好きな街なので、続きがあるなら名古屋でやりたい」とレギュラー化に期待を寄せると、田村さんも「人柄がいい、ご飯もおいしい街だと、名古屋の人はもっとアピールすべき。名古屋には愛情があるので、宣伝隊長のように少しでも広める役割を務められたら」と意気込んだ。

 同局制作部の小川康之プロデューサーは「中部はいろいろな境界線が多い場所。ここから日本を見渡して、多様性を受け入れながら、違いを認め合うというテーマを発信したい。総合テレビの全国放送レギュラーを目指し、第2弾、第3弾と作っていきたい」と話した。

 放送時間は19時30分~20時。NHK総合テレビで全国放送。

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