鶴舞公園で地域密着「鶴舞ロックフェス」-名古屋の音楽シーンを紹介

写真は昨年の「鶴舞ロックフェスティバル」の様子

写真は昨年の「鶴舞ロックフェスティバル」の様子

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 栄エリアからほど近い場所にあり、桜やチューリップ(4月)、つつじやバラ(5月)が咲き乱れる鶴舞公園(名古屋市昭和区)で5月3日、地域密着型のロックフェスティバル「鶴舞ロックフェスティバル2008(通称、鶴ロック)」が開催される。1999年にスタートした同フェスは、今年で11回目。

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 明治43年に作られたローマ風建築の野外ステージ「奏楽堂」前で毎年開催される「鶴ロック」は、同公園の風情ある雰囲気と5月のさわやかな気候に各出演者の演奏が相まって、毎年心地よい雰囲気を作り出しており、開催を楽しみにしているファンも多い。

 同フェスを取り仕切っているのは、鶴舞のライブハウス「K.Dハポン」(名古屋市中区千代田5)に在籍するかたわら、さまざまな音楽イベントを企画したりと多方面で活躍している、名古屋の音楽通・武村モモジさん。「見に来てくれた人たちに面白いかどうかを、できるだけ先入観なしに判断してほしい」と、昨年から、出演者は当日まで発表していない。4日には、「鶴舞ロックフェスティバル2日目」として「K.Dハポン」でライブイベントを開催する。

 今年の出演者は、企画側が最近見たライブの中から、「この人たちは以前より今の方が確実に良いライブをしている」と感じた人たちに声をかけているという。

 これまでずっと「鶴ロック」と見続けてきたモモジさんは「昨年あたりから、僕が知らない人の割合が急に増えたようだ。その前まではほぼ全員知っている人だった」と振り返る。名古屋の音楽シーンについては、「力強くて太くて、お客さんにも厚い信頼を得ているバンドが多いのでは。はっきりいって、かっこいいと思う」と話す。

 当日は新栄のグラフィックデザイナーの溝田さんがデザインした「鶴舞ロックフェスティバル2008オフシャルTシャツ」(1,500円)の販売も予定している。

 開催時間は、3日=12時~18時(雨天決行)、4日=17時開場・18時開演。会場は、3日=鶴舞公園奏楽堂前(入場無料)、4日=K.Dハポン(1,000円)。

鶴舞公園で地域密着系ロックフェス-名古屋のアーティスト中心に(サカエ経済新聞)K.Dハポン

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