大須に本格的トルコ料理店-ヨーグルトやトルコアイスにもこだわり

トルコから取り寄せたインテリアで統一された店内

トルコから取り寄せたインテリアで統一された店内

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 大須に4月1日、トルコ料理店「Sultans’(スルタンズ)」(名古屋市中区大須3、TEL 052-259-2666)がオープンした。運営するのは、トルコ人のトゥルクさんと日本人の寿子(ひさこ)さん夫妻。

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 もともとイギリスのレストランで働いていたというトゥルクさんは、名古屋大学大学院で博士号を取得するため来日、ゆくゆくは寿子さんとトルコで料理店を開くことを考えていたという。しかし、名古屋の友人たちからの「ぜひ名古屋で店を開いてほしい」という声を受け今回の出店を決めた。

 2フロアで構成される店内は、大きな窓から自然光が入る開放感のある造りになっているのが特徴。店舗面積は約75坪。店内のインテリア類などはすべてトルコから運んできたももので、広々とした空間でゆったりとトルコの雰囲気を楽しむことができる。また、カウンター越しに厨房を見ることもできる客席からは、トルコから輸入した釜を使って自家製ピザを焼く様子も眺められる。トルコから招いた料理長が、本場のトルコ料理を提供する。

 同店では、トルコ料理に欠かせないヨーグルトにもこだわりを見せている。「殺菌処理をした後の牛乳を使ってヨーグルトを作ると味が落ちる」とし、愛知牧場から殺菌処理をする前の新鮮な原乳を取り寄せ、店内で煮沸消毒してヨーグルトを作っているという。そのほか、「炭火で焼くシシケバブは羊肉特有の臭みもなく好評」(寿子さん)。長くのびることで有名なトルコアイスは、プレーンのほかマンゴーや抹茶、イチゴなどさまざまな味を提供している。

 そのほか店内には、トルコを紹介する書籍やトルコ絨毯、伝統的な図柄を配した手鏡、お守り、ハンドメードの皿やランプなどのトルコグッズのほか、酒類やジャムなどのトルコ食材の販売スペースも設けた。2階には音楽のライブが行なえるようにステージも設置、不定期で音楽ライブも行なっている。今後は、トルコで有名な水パイプやトルコのカードゲーム「Backgammonバックギャモン」なども置き、よりトルコを楽しむことができる店舗スペースを作っていくという。

 営業時間は11時~23時。テークアウトにも対応する。

トルコ料理を食べながらイスラム文化を語り合うイベント-南堀江で(なんば経済新聞)秋葉原名物のケバブ店が2号店-イートインにも対応(アキバ経済新聞)Sultans’(スルタンズ)

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