栄で「スカ」ミュージックの総合イベント-セレクターバトル見どころに

左=「The Ska Flames(スカ・フレイムス)」の大川毅さん、右=the Rude Pressures(ザ・ルードプレッシャーズ)」の山口剛司さん

左=「The Ska Flames(スカ・フレイムス)」の大川毅さん、右=the Rude Pressures(ザ・ルードプレッシャーズ)」の山口剛司さん

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 今年3月に名古屋クラブクアトロ(名古屋市中区栄3、TEL 052-264-8211)で開催された、「スカ」ミュージックを中心としたイベント「Down Beat Ruler(ダウンビートルーラー)」から新たに企画されたイベント「SUN SHOT presents “REAL STEP×CHANT DOWN BABYLON×Red SKA Life×OSAKA SKANKIN'NIGHT”」が11月15日、同所で開催される。

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 ダウンビートルーラーは、約20年前に東京・中野で始まったイベントで、これまでさまざまなジャンルのミュージシャンが出演し、多くの音楽ファンから支持される老舗イベント。昨年からは初の全国ツアーも開催している。

 同イベントを中心となって進めているのは、東京を中心に活躍するスカバンド「The Ska Flames(スカ・フレイムス)」のテナーサックス奏者の大川毅さん。大川さんは、ダウンビートルーラーの中心人物でもある。「ダウンビートルーラーの名古屋ツアーでもそうだったが、全国的に見て名古屋のスカシーンはとても元気がいい。その空気感を下げないために今回のイベントを企画した」(大川さん)という。東京(REAL STEP)、名古屋(CHANT DOWN BABYLON)、四日市(Red SKA Life)、大阪(OSAKA SKANKIN'NIGHT)の4都市で開催されている4つのクラブイベントを合わせて「1つのイベント」として開催。

 「違う地域で開催されているクラブイベントが1つの会場で同時に開催されるという企画は珍しいのでは」と話すのは、同イベントに出演するバンド・the Rude Pressures(ザ・ルードプレッシャーズ)のボーカルを務める山口剛司さん。同バンドは、名古屋を中心に活動を続けているスカバンドで、「元気な名古屋のスカシーン」のけん引役を担っている。

 「スカ・フレイムスは、自分たちのようなスカを愛する若手ミュージシャンの目標でありあこがれ」と話す山口さんは「これまで、スカ・フレイムスを目標に、15歳の時から『いつかは一緒にやってみたい』と思ってバンド活動をやってきた」とし、「それが実際に現実になると、その環境に満足するどころか、もっと得られるものがあるんだと刺激を受ける。またダウンビートルーラーに携わっている人たちに触れ、刺激をもらうことで自分なりに吸収したものを出して行きたい」と意気込みをみせる。

 「当日は4イベントの代表が集まって展開するため、それぞれの色を打ち出してくるのでは」と大川さん。「セレクターバトルでは、それぞれがかける音楽で、短い時間でのしのぎを削る『見えないバトル』が展開されるはず。普段よりも緊張感のあるセレクトになるのでは」と期待を寄せる。「スカだけでなく、スカのルーツになった音楽やスカに通じる音楽など、さまざまなジャンルの音楽も聴くことができると思うので、スカについて詳しく知らない人も楽しんでもらえるイベントになると思う」とも。

 主な出演者は、DJ=OKAWA、SAL、ISO、MATSUMOTOなど。バンド=THE RUDE PRESSURES、CLiPPERS、SKYLARKING、THE RE-BURIALS、mimmaiなど。開催時間は17時~。入場料は前売り=3,500円、当日=3,800円。

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