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愛知県庁で「あいちトリエンナーレ2016」ベロタクシー出発式

ベロタクシーに乗る大村秀章愛知県知事

ベロタクシーに乗る大村秀章愛知県知事

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 愛知県庁本庁舎前(名古屋市中区三の丸3)で7月26日、「あいちトリエンナーレ2016」で展示会場をつなぐベロタクシーの出発式が行われた。

トリエンナーレをPRするラッピングカー

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 デザインは国際展に参加する岐阜県出身のアーティスト・大巻伸嗣さんが担当。出発式には全体を花柄でラッピングしたベロタクシー2台とPR用のプリウス2台が並び、同トリエンナーレのシンボルカラー「イエローオーカー」のユニホームに身を包んだドライバー8人が登場した。

 大村秀章愛知県知事は「環境に優しいベロタクシーは前回、前々回のトリエンナーレでも名古屋の街中を走って活躍した。今回も本展の開催前から街を走り、大いにPRしてくれる。ドライバーの皆さんは真夏の暑い中での運転になるが、体調に気を付けて頑張っていただきたい。大巻さんがデザインをしたベロタクシーとラッピングカーは、日本画のようでもあり、トロピカルなようでもあり、魅力的で素晴らしい。大いにトリエンナーレを盛り上げてほしい」とエールを送った。

 本展では「愛知芸術文化センター」と栄会場の「損保ジャパン日本興亜名古屋ビル」、豊橋会場の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」の3カ所で作品を展示する大巻さん。「黒、白2台のプリウスは夜の花、昼の花をイメージしている。ベロタクシーはミツバチのように街を駆け巡ってもらいたいとの思いでデザインした。若いドライバーの皆さんが人々をつなぎ、アートという垣根を越えて誰もが出会っていける作品になればうれしい」とデザインに込めた思いを語った。

 続いてドライバーを代表して村瀬綾里子さんが安全運行を宣誓。記念撮影の後、ベロタクシーに大村知事と大巻さんが乗り込み、県庁の周りを一周した。

 ベロタクシーは6台体制で運行。トリエンナーレ開幕に先立ち、8月4日から10日まで、地下鉄栄駅周辺でプレ走行を行う。11日からの会期中は愛知芸術文化センターと長者町会場の間を走行する。運行時間は10時30分~17時30分。運賃は無料だが、開幕後はトリエンナーレの国際展チケットか舞台公演チケットが必要。

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