栄に9月2日、タイレストラン「ドンムアン」（名古屋市中区栄3、TEL 052-251-0710）がオープンした。

　店舗面積は約30坪。席数はカウンター5席を含む計45席を設ける。店内はタイの雑貨などで装飾し、「現地のレストランのような雰囲気」を演出する。コック、スタッフは全員タイ人。オーナーの宮本さんと親戚関係にあるタイ出身の中島スエさんは、結婚を機に来日して約10年。「タイ料理店を開きたいので一緒にやりましょう」と声をかけられ、スタッフに加わったという。

　同店の料理はタイの家庭や屋台などで食べられる一般的なタイ料理。店をオープンするにあたり、タイのレストランで30年働いていたコックを呼び寄せ本場の味を提供する。中島さんは「コックさんが心を（料理に）入れて作るから、どの料理もおいしいよ」とほほ笑む。

　メニューは前菜、サラダ、スープ、カレー、肉、野菜、魚介、ご飯物、麺類、デザートなど100種類ほど取りそろえる。「おすすめ」メニューは、パイナップルチャーハン「カオ・パッド・サッパロッド」（1,100円）、タイの甘辛みそと鶏肉とご飯を混ぜて食べる「カオ・マン・ガイ」（1,000円）、エビ、野菜、果物をマヨネーズであえた「サラダ・グントード」（1,050円）、ココナッツ風味のチキンカレー「ゲーン・カリー・ガイ」（1,000円）など。ボリュームのあるランチは4種類のバリエーションを用意する。

　「栄にもタイ料理店が増えた」と中島さん。「お客さんで店をいっぱいにして、楽しく長くやっていければ」とも。

　営業時間は、ランチ＝10時30分～14時30分、ディナー＝17時～23時。