錦に11月25日、「瓦焼き＆豚しゃぶ くろ蔵」（名古屋市中区錦3、TEL 052-955-8896）がオープンした。

　店舗面積は約34坪。席数はカウンター6席、テーブル席28席、掘りごたつの座敷席20席を設ける。店内はBGMにジャズを流し、落ち着いた雰囲気を演出する。メーンターゲットにはサラリーマンやOLを据える。

　同店オリジナルメニュー「瓦焼き」は、瓦屋で働いていた経歴を持つ料理長が生み出した新スタイルのフード。瓦の上に鶏肉や野菜をのせて焼き、つけだれを付けて食べる。鶏肉は薄くスライスした九州産みつせ鶏（モモ、ムネ）、野菜はモヤシ、白ネギ、シイタケ、シシトウ、つけだれはオリジナル和風だしつゆとゴマだれの2種類。辛みを加える薬味として和風だしつゆにはユズコショウ、ゴマだれには豆板醤を用意する。1人前1,480円。

　隅に油垂れ防止の溝を設けた瓦は特注で、耐熱性に富み調理しやすいよう加工されている。「天然の土で出来た瓦は遠赤外線効果があり、肉は焦げにくく固くなりにくいので、そのままのうま味が味わえる」と店長の赤星さん。

　鍋メニューとして「豚ねぎしゃぶしゃぶ」も同店の「おすすめ」。豚肉は「静岡産・無菌豚いきいきポーク」を使用。バラ1,280円、ロース1,480円（共に1人前）。そのほか、一品料理も取りそろえる。主なメニューは「みつせ鶏のふわふわ団子黒酢あんかけ」（650円）、「揚げだし麻婆 温玉添え」「本日仕込みのポテトサラダ」（以上480円）、「さきいか天ぷら」（400円）など。

　オープンして間もなく1カ月。「宴会スペースもあり少人数にも対応する。シーンに合わせて利用してもらえれば」と赤星さん。「まずは『瓦焼き』を広めていき、その中で2店舗目3店舗目を展開できれば」と意気込みをみせる。

　営業時間は18時～翌5時。