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栄エリア映画館もSDGs スターキャットが内閣府プラットフォームに参加

スターキャット・ケーブルネットワーク企画管理本部 企画部 企画グループの松見次郎さん(写真左)、大島優さん(写真右)

スターキャット・ケーブルネットワーク企画管理本部 企画部 企画グループの松見次郎さん(写真左)、大島優さん(写真右)

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 スターキャット・ケーブルネットワーク(名古屋市)が1月13日、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参加を発表した。

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 同プラットフォームは、SDGsの国内実施を促進し、地方創生につなげることを目的に、官民連携の場として内閣府が設置。2022年1月末時点で、地方自治体・関係省庁・民間企業など6,291団体が会員に参加している。

 1990(平成2)年に放送事業を開始し、その後、通信事業や映画事業なども展開している同社。栄エリアには映画館2館を構える。プラットフォームへの参加理由について、企画管理本部の松見次郎さんと大島優さんは「地域に根差す企業として、SDGsを通して地域に貢献していくため。広くSDGsの普及を推進することで、地域の課題解決につなげたい」と説明する。

 昨年11月には、SDGsについて知り・学ぶきっかけを提供するための映画祭「Nisihiki-2 SDGs 映画祭」を主催。自社チャンネルではSDGs関連の番組を制作・放送。今後、ユーチューブでの配信や全国のケーブルテレビ局への無償提供も予定する。

 同社が運営する映画館「伏見ミリオン座」(中区錦2)と「センチュリーシネマ」(栄3)のカフェでは、数年前からフェアトレードの商品を取り扱い、取り扱い点数を拡大してきた。プラスチック製品の削減やごみの削減を目的に、コールドドリンクのフタはストローが無くても飲めるものや再生品の資材に変更した。食品ロスを減らすため、食材も消費期限が長いものを選定しているという。

 社内では、若手社員を中心にSDGs推進プロジェクトを発足し、外部講師を招いてのワークセッションを実施。ごみ削減と環境配慮のため、社内設置の自動販売機ではペットボトル飲料の商品数を減らした。

 松見さんと大島さんは「これからも社内でのSDGsの意識を高めていくと同時に、自社の情報発信力を生かして、地域にSDGsを根付かせたい。地域や地元企業がSDGsの達成に取り組んでいる事実を広めていくことで、地域のハブになれたら」と話す。今後は、同プラットフォームの他会員との連携も図っていくという。

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