10周年を迎えた人気ハウスユニット「COLDFEET」、名古屋でライブ開催へ

サカエ経済新聞の取材の応える、COLDFEETのワツシさんとローリーさん

サカエ経済新聞の取材の応える、COLDFEETのワツシさんとローリーさん

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 昨年12月10日にデビュー10周年を記念したアルバム「TEN」をリリースしたハウスミュージックユニット「COLDFEET(コールドフィート)」は2月27日、サンシャインサカエのバー&ライブハウス「CANARIA(カナリア)」(名古屋市中区栄錦3)でライブを開催する。同ユニットは、中島美嘉さんやBoAさん、ケミストリー、安室奈美恵さんなど数々のアーティストへの楽曲提供やプロデュースでも知られる。

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 コールドフィートは、アメリカ人の心理学者を父に、琴の演奏者である日本人を母に 持つオレゴン生まれのLori Fine(ローリー・ファイン)さんと、プロデューサー、ベーシスト、プログラマーとして活躍する Watusi(ワツシ)さんのユニット。「大人っぽく都会的」なサウンドは、クリスチャン・ディオールやジョン・ガリアーノ、カルティエ、ティファニーなどといったトップブランドからパフォーマンスの依頼が来るなど、音楽業界のみならずファッション界からも注目されているという。

 コールドフィートが奏でる音楽について、ワツシさんは「歌ものとして気持ちよく聴いてもらえ、ドライブにもぴったり。夜のイメージが強いが、朝聴いても気持ちが良く、24時間楽しんでもらえる」と話す。「ハウスミュージックはさまざまな音楽の気持ちがよい部分を抽出してループさせることで、どんどん気持ちが高揚し踊りたくなる。人間の心臓の早さよりも少し早いビートを刻み、都会的な音も魅力」とも。

 「この10年間はあっという間だった」と振り返るのはボーカルを担当するローリーさん。「あっという間だったが、確実に『自信』はついた。誰にも惑わされず、かっこいいものはかっこいいと自分の意見をしっかりと提示することができるようになった」とも。しかし10周年記念のアルバム制作は困難の極みだったという。「『スペシャルなアルバムにしよう』と意識しすぎてプレッシャーを感じ、全く曲が書けなくなってしまった。デビューしてから1番苦労した」と振り返る。締め切りが近くなり慌てたローリーさんは「とにかく10周年ということは忘れて曲を書こう」と改めて制作を開始したところ、出て来た楽曲は感謝の気持ちが込められたもので、「自然とこれまでの集大成となるような楽曲を生み出すことができた。それ以降はどんどん楽曲が生まれ、最終的には10周年にぴったりのアルバムになった」という。

 またアルバムに使用されている写真のスタイリングは、「ファッションセンスが素晴らしく、服についてとても詳しい」と2人が信頼を置く中島美嘉さんが担当し、華を添えている。

 そうした2人は名古屋との縁も深い。学生時代に名古屋の大学への留学経験があるローリーさんは、その後3年にわたり名古屋で活動を続け、「名古屋は住みやすく、とてもきれい。親しい友人も多いし、名古屋に帰ってくると気持ちもとてもオープンになれる」と顔をほころばせる。「名古屋でのライブはとても盛り上がる。2月のライブは、30~40代、50代、60代まで、大人が盛り上がれる夜になると思うので、多くの人に楽しんでもらいたい」とワツシさん。

 「10年間培って来た自信を信頼して今後も楽しんでいきたい。これから先どんな方向に進むのかはまだわからないが、自分たちのハッピーな気持ちを裏切らないように、楽しそうだと思える方向に進んでいきたい」と次の10年を見据える。

 料金は、前売り=前売3,000円(1ドリンク付き)、当日=3,500円(1ドリンク付き)。

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