全国で「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは10月23日、東海地区最大となる店舗「ユニクロ名古屋栄店」（名古屋市中区栄3、TEL 052-249-3843）をオープンした。

　店舗面積は約800坪、約600アイテムをそろえる同店は、地下1階～4階の5フロアで展開。神戸ハーバード店、世田谷千歳台店に次ぐ全国で3番目の大型店舗となる。

　主なフロア展開は、地下1階＝＋J、ドレスアップ、ヒートテック、ルームウエアなど、1階＝キャンペーン商品、＋J、ダウンスタイルなど、2階＝女性用カジュアル、シューズ、3階＝男性用カジュアル、BABY、HOMEなど、4階＝＋J、メンズドレスアップ、ルームウエア、インナー各種など。

　店内では、標準店の約7倍となる140体のマネキンを配置し、コーディネートがイメージできる店づくりを行なっているという。ニューヨーク、ロンドン、パリの「グローバル旗艦店」で培ったビジュアルマーチャンダイジングを生かした店内では、「グローバルレベルのユニクロを名古屋栄店で体験していただける」（同社営業部長の田中晃仁さん）と自信を見せる。

　10月2日に発売され話題を集めている、ジル・サンダーさんとのコラボ企画「＋J（プラスジェイ）」も東海地区唯一のフルラインアップで展開。「ジル・サンダーさんには、今後もデザイン監修などの面でかかわってもらう」という。

　郊外のロードサイドを中心に約60店舗が集まる中京地区。栄に大型店を出店したことについて、田中さんは「郊外のみではなく、都心でナンバーワンになってこそ世界に羽ばたいていける」と意気込む。売り上げについては、「通常店舗の3倍の面積なので、売り上げも3倍を期待する」とも。

　営業時間は10時～21時。