長者町繊維街に4月3日、ベンチャー企業を支援する賃貸オフィス「ビズ・SOHO錦」（錦2）がオープンした。名古屋市が提唱する「ベンチャータウン構想」に基づき、同施設は、本町通沿いにある「御幸本町ビル」の3階～5階の空き部屋を利用したもので、17部屋のうち3、4階の9部屋は既に満室だという。オフィスの広さは約2坪～20坪で、賃料も共益費等を含め1カ月約29,000円～27万円と幅広い。施設の運営は、ビル運営・管理のコンサルティングなどを行う、企画ビルディング（錦2、TEL 0120-304-816）が手がけている。主な入居者は、長者町繊維街に関係するデザイン系の事務所や、IT関係、就職支援などの教育関係の企業など。長者町エリアは名古屋市が、ビジネスとブランドを育てる「こだわり志向のクリエーターが集い、交流し、発信する街」を目指して施策を実施するエリアで、同施設は「ベンチャータウン構想」の第1号となるもの。デザインやIT関係の起業者には、賃料を一部負担することなども検討されている。
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