パントマイムアーティストの山本光洋さんが5月11日、愛知県芸術劇場（名古屋市東区東桜1）小ホールで「山本光洋パントマイムソロライブin NAGOYA 2014」を上演する。公演に先立ち、来名した山本さんが舞台の見どころを語った。

　山本さんはニューヨークで3年間、マイムの基礎を学び帰国。パントマイムのほか大道芸、演劇、ダンスなど、国内外を舞台に幅広い表現活動を行っている。

　名古屋では5回目のソロライブ。山本さんは「県芸術劇場での公演は昨年に続き2回目。緊張する人間なので、初めての観客の前では今でもドキドキする。名古屋は大須大道町人祭に出演しているし、4回のステージをやってきたので、自分自身が楽しみながらのぞめる」と話す。

　今回の公演は約1時間30分の舞台。「人気作の『あやつり人形チャーリー山本』や昨年演じた血を吸うために苦労するドラキュラのシリーズなど、8、9本の作品を披露したい。4月に東京で行う新作公演の中から、新しい自信作を名古屋に持っていく」と意気込む。

　最後に山本さんは「パントマイムを初めて33年、ソロになってからは約25年。ダンサーとは違って抽象的なことはできないが、パントマイム表現の単語は人より多いと思っている。見せたい作品がたくさんあるので、ぜひ劇場に来ていただけたら」と多くの来場を呼び掛けた。

　開演は15時30分。料金は3,500円、当日3,800円。未就学児童は入場不可。