ポッカサッポロフード&ビバレッジ（本社＝名古屋市中区栄3）は3月22日、「ドラゴンズブルーサイダー」を発売した。

「ドアラ」の2パターンのイラストが描かれたペットボトルラベル

　同社は地域活性化活動の一環で、スポーツ振興と地元愛醸成などを目的に2020年度から中日ドラゴンズと協力した、ドラゴンズキャップを名古屋の小学校新1年生に進呈する取り組みのほか、今年からはドラゴンズのオフィシャルサポーターにもなった。

　これらのつながりを背景に、球団の設立85周年を記念してドラゴンズとのコラボ同商品を作った。ドラゴンズをイメージした鮮やかなブルーのサイダーで、販売は東海・北陸地区限定（愛知、岐阜、三重、静岡、福井、石川、富山）のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、自動販売機など。同球団のマスコットキャラクター「ドアラ」の2パターンのイラストが描かれた450ミリリットルのペットボトルで、希望小売価格は130円（税別）。自販機では140円で販売する。夏頃までの期間限定。

　当日は、と愛知県と名古屋市の児童福祉施設の子どもたちへの同商品の贈呈式も行われた。同社はこれまで、9月3日の「クエン酸の日」に合わせ、同施設に代表商品の「キレートレモン」を贈呈する活動を続けるほか、昨年5月にはオリジナルの絵本の贈呈も行った。

　愛知県＝42施設・2592本、名古屋市＝36施設・1872本を、ドアラからの「手紙」と一緒に届ける。名古屋市子ども青少年局の杉野みどり局長は「子どもたちが笑顔でいっぱいになることが目に浮かぶ」、愛知県福祉局の川合光久さんは「子どもたちの喜びになる」、同社東海北陸営業本部本部長の渡辺一史さんは「子どもたちにプレゼントすることで一緒になってドラゴンズを応援していきたい」と話す。