関西で展開する韓国料理店「コリアンダイニング 李朝園（りちょうえん）」（名古屋市中区栄2、TEL 052-253-9897）が8月18日、伏見駅近くにオープンする。名古屋初出店。

アットホームな雰囲気を目指した李朝園 名古屋伏見店店内の様子

　「李朝園」は大阪のキムチ製造・販売会社が手掛ける店。2004（平成16）年に大阪・上本町で1号店をオープン。現在は大阪のほか、兵庫、奈良に展開し16店舗を構える。20～50代女性の利用が多いという。

　「李朝園 名古屋伏見店」を営むのは、食材の卸会社「シャチホウ」（本社＝西区）。キムチの仕入れや食材卸として付き合いのある李朝園に名古屋出店を提案したが、結果的にシャチホウがフランチャイズで担うことになった。店舗面積は約24坪で、44席を設ける。

　「ボリュームのあるおいしい韓国料理をお値打ちな価格で提供できる」と同店担当の河合順介さん。グランドメニューは約80種類。「自家製キムチ」を無料食べ放題で提供するのも特徴の一つ。「日本人の味覚に合わせた味。キムチは体にもいいのでたくさん食べてほしい」（河合さん）。

　李朝園特製の「チキン」は、6種類を用意。カリッと揚げた衣に甘辛いオリジナルソースが絡む「ヤンニョムチキン」（780円）、「ハニーバターチキン」（880円）など。通常は鶏モモ肉のみのところ名古屋伏見店では、手羽先2本が入る。「手でつかみかぶりついてほしい」（同）。

　自家製のチヂミ粉を使うチヂミは「海鮮チヂミ」（680円）、「ニラチヂミ」（550円）、蜂蜜付きの4種のチーズを合わせた「チヂミ クアトロフォルマッジ」（980円）など6種類。注文後にのりで巻き上げるキンパは「韓国海苔（のり）巻き」（500円）、「サムギョプサル海苔巻き」（880円）など。「塩麹（こうじ）サムギョプサル」（包み野菜、ネギサラダ付き、1,080円）や「石鍋ホルモン」（980円）などの肉料理、「ピビンパ」（スープ付き、580円）、「石焼ピビンパ」（同、680円）、自家製麺の「オリジナル冷麺」（680円）など。

　李朝園が手掛けるスイーツ店のメニューで、韓国屋台の定番のおやつという「ホットック」のアレンジメニューや、小豆入りの氷「特製パッピンス」（780円）などの韓国スイーツも扱う。

　ランチタイム（11時～15時）は、ハーフサイズの「石焼ピビンパ」とレギュラーサイズの「冷麺」のセット「まんぷくセット」（850円）、「ヤンニョムチキン定食」（ライス・スープ・サラダセット1,080円～）、「石板サムギョプサル定食」（包み野菜、サンチュみそ、ライス、キムチ、スープ、おかず付き、1,080円）など。ランチもキムチ食べ放題。

　持ち帰りやデリバリーにも対応する。

　「アットホームな雰囲気の店内で、多彩なメニューの中からお好みの韓国料理をゆっくり楽しんでほしい」と河合さん。

　営業時間は11時～22時（愛知県の要請に伴い営業時間を変更する場合がある）。