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名古屋パルコで「志村けんの大爆笑展」 仲本工事さんがオープニング店長務める

「リアルバカ殿様」と仲本工事さん

「リアルバカ殿様」と仲本工事さん

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 「志村けんの大爆笑展」が5月28日、名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)南館7階イベントスペースで始まった。

「志村けんの大爆笑展」会場入り口の様子

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 2020年3月29日に70歳で亡くなったタレント・志村けんさんの軌跡を紹介する同展。2021年8月の大阪開催を皮切りに全国を巡回、名古屋が8会場目となる。

 会場では、志村さんの生涯を年代順にまとめた年表パネルやコント映像、コント内で使用されたかつらや衣装、小道具などを展示。展示品のキャプションではコントキャラクターの造形のこだわり、キャラクターの設定やコント誕生に関するエピソードなどを解説する。他にも、「ザ・ドリフターズ」時代からの定番コント「タライ落とし」など、名作コントの世界に入り込める撮影スポット「名作コント体験」も設けている。

 「志村けんのバカ殿様」の撮影セットを再現した「殿の部屋」では、志村さんの代表作の一つ「バカ殿様」を特殊メイク技法により忠実に再現した等身大の「リアルバカ殿様」が、「アイーン」のポーズで来場者を出迎える。

 同展をプロデュースしたフジクリエイティブコーポレーションの高木直人さんは「志村さんは生前、『笑いがなければ人は生きられない。だから僕は笑いを大事にしたい』という言葉を残していた。企画に際し、志村さんが生み出した笑いが、訪れた人にとって前を向いて生きていく糧となるような内容を目指した。46年間にわたって徹底的にこだわり抜いて作った志村さんの笑いを体感し、文字通り『大爆笑』して、元気になってもらえれば」と話す。

 初日にはオープニング店長として仲本工事さんが来場した。「僕自身、年表を見て初めて知る出来事がある。見どころが多く、何度でも新鮮な気持ちで楽しめる」と話す仲本さん。志村さんのザ・ドリフターズ加入時を振り返り、「志村はメンバーの中でも若く、笑いのリズムもアップテンポ。当初はテンポを合わせるのに苦労している様子だった。試行錯誤し、テンポの調和が取れるようになると、ドリフの笑いもアップデートされた。志村は新生ドリフ誕生の起爆剤となったのだと思う」と、志村さんとの思い出に目を細める場面もあった。

 会期中はコントキャラクター「ひとみばあさん」のブティックをイメージした「高級ブティックひとみ」がオープン。「ぬいぐるみバカ殿様」(1,760円)や靴下(880円)、フレームマグネット(全8種類、各715円)などイベント会場限定商品を販売。他にも、志村さんが愛用していたブランドとのコラボ商品、手ぬぐいブランド「かまわぬ」とコラボした「手ぬぐい」(1,980円)や九谷焼「青郊窯」によるコントキャラクターをあしらった「九谷焼五号皿」(2,475円)といった日本の伝統技法を用いたオリジナル商品、食品などさまざまな商品が並ぶ。

 開館時間は11時~20時(最終日は18時まで、最終入場は閉場60分前)。入場料は一般・大学生=1,200円、小中学生=600円、未就学児無料。6月12日まで。

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