カフェ&ダイニング「nagi」（名古屋市中区栄3）が4月10日、地下鉄栄駅近くにオープンした。

カフェ&ダイニング「nagi」外観

　「食べることは生きること」をコンセプトに、野菜料理、肉料理、デザートなどのメニューを提供する同店。オーナーの榊原美菜子さんは「毎日している『食べる』という行為をいかに大事にして、幸せや喜びを感じることができるかを考え、店作りに反映した。ビーガンを実践する人や、肉好きの人など、食のスタイルが異なる人たちでも一緒にテーブルを囲めるメニューをそろえた。全ての人に、食事を楽しむ時間を大切にしてもらえたら」と話す。

　食事メニューは、スナップエンドウやズッキーニをメインに緑色の野菜をかんきつのドレッシングで味わう「緑のサラダ」（980円）、紫キャベツ・紅芯大根・トマトの赤色の野菜をカッテージチーズとあえて梅ドレッシングをかけた「赤のサラダ」（980円）、自家製みそディップ、豆腐のアンチョビーディップ、岩塩を添えた「季節野菜のグリル&スチーム盛り合わせ」（1600円）、塩麹（こうじ）で骨付きチキンの柔らかさやうまみを引き出した「塩麹漬けローストチキン」（1本1600円）、ミョウガとパクチーを使い、ナンプラーなどで味付けした「エスニック豚しゃぶ」（750円）、大豆ミートなど植物性の食材のみで作る「野菜たっぷり特製ラザニア」（1600円、数量限定）など。

　「おいしく健康的」だという料理は、洋と和の要素を掛け合わせていることが特徴。「見た目は洋食のような料理にも、白しょうゆ・白だし・塩麹・みそといった日本の調味料を使うなど、和の要素を取り入れている。日本人の体にも合うのでは」と榊原さん。

　デザートには、ラム酒を少し利かせた「大人な味わい」ながらもホワイトチョコレートで程よい甘さを加えた「ティラミス」（680円）、時期によって異なるフルーツを使用する「季節のタルト」（650円）などをそろえる。

　ドリンクは、「食事にもデザートにも合う」（榊原さん）という「NAGIブレンド」（450円）など4種類のコーヒーや、紅茶、ラテ、オーガニックジュースなどを用意。6種類のクラフトビール（900円～）、ビオワイン、カクテルなどのアルコールドリンクも各種取りそろえる。

　榊原さんは「店内には広々としたソファ席もあり、大人数でもゆったり座っていただける。イベントでの貸し切り、扉で仕切られたスペース内での半貸し切りにも対応する。もちろん一人でもふらっと立ち寄っていただけたら」と話す。

　営業時間は11時～23時（金曜・土曜は24時まで）。