グルメ企画「春のごちパラ祭」が4月3日、松坂屋名古屋店（名古屋市中区栄3）本館地下1階・2階の食品フロア「ごちそうパラダイス」で始まった。

「春のごちパラ祭」のパンウィークで展開する「八百甚」のフルーツサンド

　今年は、2018（平成30）年にごちそうパラダイス5周年特別企画として開催された、17時から作りたての総菜やサービス商品を販売する「5時総（ごじそう）パラダイス」を復活開催する。

　同店販売促進担当者は「日中に来店が難しいお客さまにもデパ地下企画を楽しんでもらおうと企画した。総菜店など22店が出店する」と話す。

　「5時総パラダイス」は開始15分前と開始時刻に全館アナウンスを行うほか、開始時間に合わせて店頭での呼び込み、対象商品・サービス内容を書いたポップも掲げる。会場では、「まい泉」が作りたてのロースカツ弁当を値引き販売するほか、同企画限定商品として「PAOPAO」の「饅頭（まんとう）」なども販売する。

　新企画の「パンウィーク」は、4月9日までは、老舗八百屋が手がける「八百甚」のフルーツサンド、「テーラ・テール」のクロワッサン「サリュー」、「い志かわ」の「プレミアム生クリームパン」など、人気ベーカリー6店（常時3店）が期間限定出店する。同10日～16日は、松坂屋名古屋店に出店する焼き菓子店やベーカリーが期間限定商品を販売する。

　2023年に「最も売れた商品」トップ3を、手土産、ケーキ、和菓子、弁当の部門別で紹介する「ごちパラランキング2023」も展開する。ランキングは、2003年1月2日～12月31日に売れた販売個数をカテゴリー別に集計したもの。同店ホームページや店内の柱看板に掲出する。

　同店広報担当者の原口渚沙さんは「ランキングを出すことでお客さまにとっては売れ筋商品が分かるため買い物しやすいのでは。各店にとってもランキング上位を目指して競い合い、活性化するという効果がある」と話す。

　4月16日まで。